美意識が求められる時代
2021.4.6
エリート教育が最近変わってきています。
MBA(経営学修士)ではなく
MFA(美術学修士)という事に注目されています。
なにもこれは美術を勉強しましょうということではなく、
知識など不要で美意識を高めるツールとして
美術を取り入れましょう!というアプローチです。
最近ではアート思考という関連の本も売れてますね。
ビジネスは必ずクライアントが存在して、
クライアントの要望に応え喜ばれることを提案するのが原理原則。
アートは自分が創りたいものを創ります。
つまり顧客がいない。
制作者のわがままです。
アートは本来、自分が持つ感性を刺激して
新しい発想を生んだりインスピレーションの種となる。
アートはわがままな人が創っているので
ビジネスとは違う領域の知識を得ることができます。
アーティストって直感とわがままの塊。
アートに知識は不要。
必要なのは知識ではなく美意識です。
バスキアの絵を買うと美意識をダウンロードできるから
経営者の多くは絵を買うのです。
これからの時代はビジネスでは知識ではなく
美意識が大事だということを経営者の行動から見てもわかります。
今は便利な時代になりました。
モノがあふれている時代です。
つまり「便利なものだから買うという」フェーズは終わっています。
何が求められているか?というと「美しいもの」
美しいから=買う時代になってきています。
だから今、発信者・提供者側の美意識が注目されています。