Now Loading...
「本」は日本の「伝承」ではなく「伝統」

「本」は日本の「伝承」ではなく「伝統」

2019.6.7

↑先日の出版記念パーティー&LIVEの写真By Amon Ryu

 

 

本日は出版、書籍の未来について
僕なりの考察があるのでシェアさせてください。

 

特定の編集者や出版関係者を差しているわけではないですが、

どの編集者さんも、やはりクリエイターだから
それぞれ強いこだわりや出版観を持ち合わせてます。

 

ですから多くの人は

「本はこうあるべきだ、こうでなければならない」

といった信念のもとにSNSで論じたり、
本作りに反映させています。

 

僕はこれまで、約30社の出版社様からお仕事の依頼をいただき
延べ50名ほどの編集者さんと様々な形で接してきているので、

あらゆる「正解」だと思う、ことを見聞きしてきました。

 

「正解」はなくて、

すべて「正解、だと思う」ことです。

 

トライ&エラーを繰り返して、

それぞれが感じてきた法則が出版観に反映されていきます。

 

もし「正解」が存在しているのなら、

その人の創る本のどれもがベストセラーとなり
売れまくるに決まっていますが、

誰だってヒットの数より失敗の方が圧倒的に多いものです。

 

絶対的なものではないのだから当然「だと思う」なのですよね。

 

従来的な会社やビジネスで
考えてみて欲しいのですが、

例えば会社で新企画の
プレゼンテーションや新規ビジネスに参入する際に、

エビデンスが「だと思う」では通用しないと思うんですよね。

 

「だと思う」という、めちゃくちゃ不確かなものなのに、

出版の場合ってそれに賭けて刊行するのですから、

 

それはもはや「博打」みたいなものです。

 

みんな編集者はそう思っていると思いますが

世に出してみないと売れるかどうかは、

実際の所わからないのが正直なところです。

 

そう、今回自分自身、

本を出してみて改めて思ったことは

やっぱり出版って「博打」です。

 

『不確かなものだけど、それに賭けてみる!』

 

そういう精神は僕は大好きなので、

この業界は肌に合っている気がしています。

 

特に出版業界というのは旧体質で閉鎖的な業界と言われています。

 

明治時代から出版業界のビジネスモデルは
変わっていないと言われてますし、

 

このネット社会が加速して
どんどん衰退していっている業界と言われておりますが、

 

しかし僕はやっぱ紙の本が好きなんですよね。

 

更に僕自身が『不確かなものだけど、それに賭けてみる!』

という常識が蔓延った業界で(笑)起業させてもらい、

ベンチャー精神&クリエイター精神を養わせてもらい、

人として、更にはビジネスマンとしても成長させてもらいました。

 

そんな業界に恩返しするには、

やはり業界を活性化させなければなりません。

 

僕に何ができるかはわかりませんし、
そんな上から目線で業界を~~!!業界が~~!!

なんて言える立場ではありません。

 

だからといって、黙って何も行動しないのも違います。

 

だから、できることをやる!

 

ただ、それだけです。

 

 

現在は年間7万冊、
つまり一日平均200冊ほど新刊が出ているといわれています。

 

それだけ沢山の本が世の中に出回る中、
同じようなことをやっていても仕方ありません。

 

今は活字離れから読書をしない人が増えていますし、

10代~20代の若い人はそれこそYOUTUBEやネトフリ、
SNSなどでいくらでも情報取得できるし、

なんなら、まるでfreeWi-Fiのように黙っていても
勝手に情報が入ってくる時代です。

 

本をソースにして情報取得しなくてもいい時代になっている。

 

そして本を買う世代も購入してそれで満足してしまい、

積読になってしまっている本もある始末(僕がそうですw)

 

一冊の本に対して原稿は10万文字くらい書いて

重厚でなければならない!ということを言う人もいますが、

 

(読書家や好きな方はそれでいいですが、
本を読まない人や習慣になっていない方に
読んでもらわないと衰退する一方なので)

 

そんな一冊の読書に対して膨大な時間を
費やせない人が増えているんですよね。

 

だから一冊1時間くらいで読めちゃわないと、
読み手にストレスになる人もいると思うのです。

 

で、読み終えてない本って人に紹介できないし、

「これ良かったよ」ってプレゼントにしたりできないし他に語れないんですよね。

 

●『いかに読了させるか?』

が重要で、

 

●『読者に語ってもらえる本』

にしてもらわないと意味がないと思うんです。

 

口コミを起こすには、
すぐに読み終える本である必要が
あるんじゃないかなと思ったわけです。

 

で、口コミが起きるタイミングも大事で、
新刊出版の場合は発売2~3週間の初動勝負と言われております。

 

最初の売れ行きを判断して

版元は営業会議などで増刷をするか、
追加広告を入れるかを検討します。

 

発売2~3週間での口コミを起こすためには、

むしろ発売前から多くの方の手に本が渡っている状態が
望ましいのではないか?と考えて、

 

今回、拙著はクラウドファンディングを行いました。

 

支援者の方にはサインを全て書いて、
5月末に手元に届くように準備をさせていただきました。

 

今回はメッセージブックということで
写真とポエムが主体の本です。

 

通常の書籍の半分以下の原稿量かもしれません。

 

ですから読了しやすいのです。

 

思った通り、

お送りした翌日からポツリポツリと読了された方から

たくさんのSNSでシェア、紹介が始まりました。

 

ちゃんと読んだ感想のシェアです。(←ここ重要)

 

すぐ読み終えてしまう本なんて薄っぺらくて良くない!

なんて言われたこともありますが、でもどうしょう。

 

本という媒体を後世へこれからも紙の形のまま、継承するためにも

今の時代に合わせていく、ニーズに合わせていくってことも
必要なことなんじゃないかなって思っているんですよね。

 

 

「本」は日本の「伝承」ではなく「伝統」だと思うからです。

 

 

◆「伝承」=そのままの形で後世へ伝えること

◆「伝統」=時代に合わせて結び直して伝えること

 

 

という違いがあると聞きました。

 

 

ですから、『本はこうあるべき!』

という従来型の考えで文化的に残していくのであれば「伝承」ですが、

どうやら時代に合わない部分が出てきているんじゃないかなと思っているんです。

 

 

文化を壊さず「伝統」として今の時代、今のニーズに

『結び直す必要』があるのではないかなと。

 

 

そういう必要が出てきているんじゃないかなと思っています。

 

 

拙著「自己啓発って言いたくないけど、でも誰かを啓発する言葉」は

その「伝統チャレンジ」でもあります。

 

 

 

そんな話題についても動画で語っております。

 

6月23日までの期間限定で書籍キャンペーンを開催中でして、

そのキャンペーンの「購入者特典」

(期間内に本を買ってキャンペーンに登録した方限定で)

上記した、新しい本の在り方や売り方の提案を示唆しております。

 

 

ご興味ある方は是非ご登録くださいね。

 

詳しくはこちら
⇒ https://www.evergreenpub.jp/jikodare/

 

 

自己啓発って言いたくないけど、でも誰かを啓発する言葉

(了戒翔太著/かざひの文庫)

 

 

6月3日から6月23日までの期間限定でご登録いただいた方に
未公開原稿やかなりズルいあざとい(笑)セミナー動画
プレゼントするキャンペーンも開催中しております。

 

詳しくはこちら
⇒ https://www.evergreenpub.jp/jikodare/

 

最後までお読みいただき
ありがとうございました。